アダルトアニメ成人を対象とした性的な表現を含むアニメーションのことである。18歳未満視聴禁止の作品については、「18禁アニメ」という呼称も用いられる。 |
萌えアニメ魅力的なキャラクターによって主に視聴者の萌えを刺激するようなアニメを指す。広義では、受け手が「萌え」を刺激されるアニメ全般を指す。狭義では、作り手が「萌え」を意図しているアニメを指す。ただし、「萌え」そのものの内容自体が千差万別なので、この用語の意味する処は使用者の主観に依拠している。よって、この用語の定義は極めて曖昧である。 |
アダルトアニメの推移アダルトアニメ 創成期日本初と言われる成人を対象としたポルノアニメは、浮世絵の技法が用いられた白黒作品『すヾみ舟』である。製作当時の1932年の社会情勢では当然ながら正規の配給網では公開されず、非合法として検挙された。作者については、木村白山という人物による個人制作と伝えられ、題名についても『隅田川』『川開き』『花火』『マンガ』の別名がある。 アダルトアニメ 量産期1980年代半ば以降になると、アダルトビデオの延長線上として、アダルトアニメはビデオテープにより量産されるようになる。OVAによる初のアダルトアニメは、1984年2月にワンダーキッズが制作した中島史雄原作の『雪の紅化粧 ?少女薔薇刑?』であるが、これは当時既に時代遅れだった劇画調の絵柄で、大ヒットとはならなかった。なお、同作品の制作は1979年に完了済みであり、発売時期を模索した結果、1984年となった。 アダルトアニメ ブレイク期1984年8月にはフェアリーダストから『くりいむレモン』シリーズがリリースされ、大ブームとなる(歴史的にはこれが先駆けと言われている)。特に、Vol.1『媚・妹・Baby』のヒロイン・亜美は、レコード発売やラジオ番組の放送などのメディアミックス展開を広げ、一種のカリスマの様相を呈した。 アダルトアニメ 成熟期その後、『超神伝説うろつき童子』などの前田俊夫原作の劇画調作品、及びそれを模した作品などの淫獣物や妖獣物がブームとなる。これは男性器に似た想像上の獣の触手が、女性キャラクターと絡むというもの。規制を逆手に取った作品だが、男性キャラクターを邪魔に思う視聴者との需給が一致し、高セールスを記録する。しかし近年では、規制が強くなり、女性器が描かれていない場面でも触手そのものにさえも規制が掛かるケースが出ており、その存在意義が無くなってきている。 アダルトアニメ 近年の動向アニメ業界でも中堅と目されるテレビアニメを多数手がけてきた制作プロダクションでも、経営安定化のための一策として、別クレジットでアダルトアニメの制作を行っている所が一部に見られる。このため作品数の増加も見られており、ヒットしたアダルトゲームについてはアダルトアニメ化を巡る競合が激しくなっている。 |